الجمعة، 8 مايو 2009

諺は国境も国籍も超える

私が諺を好きな理由はたくさんあります

その一つに諺は簡潔で
深い意味または複雑な気持ちを簡単に表しているからです 

ここでは、いくつかの日本の諺と共通するアラブの諺を紹介したいと思います 


1) 

مَــابِــالــطَّــبْــعِ لَا يَــتَــغَــيَّــرُ 

(マービッタブイ ラー ヤタガッヤル) 

生まれ持ったものは変わりません 

「お里が知れる」 


2) 

اَلْــوَقْــتُ كَــالــسَّــيْــفِ إنْ لَـمْ تَــقْــطَــعْــهُ قَــطَــعَــكَ 

(アルワクトゥ カッサイフィ イン ラム タクターフ カタアカ) 

時の流れは刀を振り下ろすように早いので斬らなければ斬られる 

「歳月人を待たず」 


3) 

اَلْــحُــبُّ أَعْــمَــى 

(アルフッブ アーマー) 

「恋は盲目」
 
これは直訳すると、そのままです 
 

4)
 
مِـعْـزَةٌ وَلَـوْ طَـارَتْ 

メーザトゥン ワ ラウ ターラッ

meiza wa law taarat


飛んでも山羊だ 

「鷺を烏と言いくろむ」
 

5) 

لِـكُـلِّ جَـوَادٍ كَـبْـوَةٌ 

(リクッリ ジャワーディン カブワトゥン) 

どんな駿馬も転ぶことがある 

「猿も木から落ちる」 


6) 

إِنْ أنْــتَ أكْــرَمْــتَ اللّــئِــيــمَ تَــمَــرَّدَا 

(イン アンタ アクラムタッライーマ タマッラダー) 

最低の人に良いことをしてあげると悪いことを返す

「恩を仇で返す」 

このことわざはアラビアの詩の一節からきています 


7) 

كَــمَــثَــلٍ الْــحِــمَــارٍ يَــحْــمٍــلُ أسْــفَــارًا 

(カマサリ ル・ヒマーリ ヤフミル アスファーラン) 

クルアーンの言葉です 

書物を運んでいるロバのようだ 

「猿に烏帽子」 

これからもどんどんアラブの諺を紹介します


السبت، 2 مايو 2009

アラビア語の文字に付いている点は飾りではない



アラビア語の慣用的な言い方で次のような表現があります

وَضْعُ النِّقَاطِ عَلَى الْحُرُوفِ

文字に点をつける

この意味は物事をはっきりするという事です


私が日本語を勉強していたときの話をしましょう
  初めて魚の文字を見たときに私は簡単だと思い、書く練習をしませんでした
そしたら漢字のテストでは、画像のように点を一つ付けるのを忘れてしまいました

漢字として私の書いた魚は間違っています
当然先生は採点で点数をマイナスしました
でもこの間違った漢字を書いても、多くの日本人は魚だと認識してくれます

何が言いたいかというと
アラビア語を漢字と同じように考えると、大変なトラブルになります

アラビア語の授業で生徒のなかには
アラビア文字の点を適当に考え、言葉を間違う事があります
例えば上の画像のようなケースがありました

言葉の文字の点の位置や数をよく見てください
ちょっと間違えたことで、まったく違う言葉になってしまいます